太陽光発電は不要?その答えはライフスタイル次第。昼間に電気を使うことが多い場合や日当たりの良い家なら、導入する価値は十分あります。反対の条件であれば導入は良く検討ください。
筋トレ歴5年のデータ至上主義男が解説します。
太陽光発電はいらない?導入前に考えるべきポイント
太陽光発電は本当にいらないのか?向いている人
結論から太陽光発電が向いているのはこんな人です。
✅ 初期費用を投資できる
✅ 電気代を節約したい
✅ 日当たりの良い屋根を持っている
✅ 売電収入を得たい人
✅ 長く住む予定がある
✅ 停電時の備えがほしい
✅ 環境意識が高い
1つずつ解説していきます。
✅ 初期費用を投資できる
太陽光発電の導入には100万円〜300万円ほどの初期費用がかかります。
補助金やローンを活用できる人なら導入しやすいです。
✅ 電気代を節約したい
自家消費すれば電気代を削減可能です。
昼間に電気をよく使う家庭なら、さらにメリットが大きいです。
✅ 日当たりの良い屋根を持っている
当たり前ですが、南向きの屋根があると発電効率が高いです。
東西向きでも発電は可能だが、効率が少し下がる。
近くに高い建物や木がないということも重要な条件となります。
✅ 売電収入を得たい人
余った電力を電力会社に売ることで収益を得られます。
ただし、売電価格は年々下がっているため、投資目的なら慎重に計算が必要となります。
✅ 長く住む予定がある
初期投資の回収には10〜15年ほどかかります。
引っ越し予定がある人は、投資回収ができない可能性があります。
夫婦であれば絶対に離婚しないなどとは言い切れないので、現在の夫婦関係も重要なポイントです。
✅ 停電時の備えがほしい
太陽光発電があれば、停電時でも昼間は電気を使えます。蓄電池があれば、夜間や悪天候時でも電力を確保できるため、停電時に安心できます。
✅ 環境意識が高い
太陽光発電はCO2排出量を削減し、環境負荷を減らせます。クリーンエネルギーを活用したい人には最適です。
私の周りでは、何となくでメーカーに言われたことを信じて疑いもせず購入する人か、EV好きのような環境意識が高くて太陽光発電にしているかのどちらかが多いです。
売電は年々下がっているので資産目的での購入は痛い目を見ることになると思います。
私はしっかりと計算した上で太陽光発電を導入しなかったので、参考になれば幸いです。
メリット・デメリットを徹底比較
項目 | メリット | デメリット |
電気代削減 | 電気代を大幅に節約できる | 天候によって発電量が変動 |
売電収入 | 余った電力を売れる | 売電価格が下がっている |
防災対策 | 停電時にも電気が使える | 蓄電池がないと夜間は使えない 1日、2日しか持たない |
環境負荷 | CO₂を排出しない | 特になし |
コスト | 好条件がそろえば 元が取れる可能性有り |
初期費用が高額 |
維持管理 | 基本的にメンテナンスフリー | 10〜25年ごとに交換費用あり |
太陽光発電の原理とは?仕組みを簡単に解説
太陽光発電の基本的な仕組み
太陽光発電の簡単なイメージ
① 太陽がソーラーパネルに光を当てる
②パネルが電気(直流)を発生させる
③パワーコンディショナーで交流に変換
④家庭で使う or 余剰電力を売る
⑤必要なら蓄電池で保存
太陽光発電は、太陽の光エネルギーを電気に変換する仕組みです。基本的な流れを簡単に説明します。
太陽光発電は、「光電効果」 という物理現象を利用しています。
▶ 光電効果とは?
太陽光(光エネルギー)が半導体(シリコン)に当たると、電子が飛び出して電気が発生するという現象です。
光が強いほど、多くの電子が動き、発電量も増えます。
①太陽がソーラーパネルに光を当てる
ソーラーパネル(太陽電池モジュール)が太陽光を吸収し、電気を発生させます。
発生する電気は 直流(DC) なので、そのままでは家庭で使えません。
③パワーコンディショナーで交流に変換
家庭の電気は 交流(AC) なので、パワーコンディショナー(インバーター)で変換します。
これで、家電製品に使える電気になります。
④家庭で使う or 余剰電力を売る
変換された電気は、まず 家庭の電気機器(エアコン・照明・冷蔵庫など) に使われます。
余った電気は 電力会社に売る(売電) ことも可能です。
⑤必要なら蓄電池で保存
夜間や停電時に使えるように、蓄電池に電気を貯めることもできます。
最近は「自家消費+蓄電池活用」が主流です。
発電効率と天候の影響
太陽光発電は「太陽の光」を利用するため、天候や季節の影響を強く受けます。
天候 | 発電量の目安 (晴天時の100%と比較) |
影響の理由 |
快晴(100%) | 100% (最大発電) |
日射量が最大で、効率よく発電できる。 |
薄曇り(80%) | 70〜80% | 雲があっても光が届くため、大きな影響はない。 |
曇り(50%) | 40〜60% | 光が弱くなるため、発電量が半分以下になることも。 |
雨(20%) | 10〜30% | 雲が厚く、光がほとんど届かないため、発電量が大幅に減る。 |
雪❄(10%) | 0〜20% | パネルに雪が積もると、発電できなくなる。 |
季節 | 発電量 (晴天時の100%と比較) |
影響の理由 |
夏 | 80〜100%(高発電) | 日照時間が長く、太陽高度が高いため発電量が多い。 |
春・秋 | 70〜90%(中〜高発電) | 気温が低く、パネルの発電効率が高くなる。 |
冬 | 40〜60%(低発電) | 日照時間が短く、太陽高度も低いため発電量が減る。 |
太陽光発電の価格はいくら?設置費用の相場
初期費用の目安
太陽光発電の初期費用は、ソーラーパネルの種類(ランク)、設置容量、メーカー、設置環境 などによって変わります。
一般的な住宅用(5kW前後)の場合の価格をランク別にまとめました。
あくまで参考価格としてご活用ください。
項目 / モデル | 高級モデル (単結晶・プレミアム) |
標準モデル (単結晶・一般) |
低価格モデル (多結晶) |
超低価格モデル (薄膜) |
発電効率 | 20〜22% | 17〜20% | 15〜18% | 10〜15% |
初期費用(5kW) | 約200〜300万円 | 約150〜220万円 | 約100〜170万円 | 約80〜130万円 |
寿命の目安 | 25年以上 | 20〜25年 | 10〜20年 | 10〜15年 |
メーカー例 | パナソニック サンパワー Qセルズ |
シャープ 京セラ 長州産業 |
カナディアンソーラー トリナ JAソーラー |
シャープ(旧型) 海外ノンブランド系 |
特徴 | 高効率 狭い屋根でも◎ 価格高 |
バランス良好 国内実績多 |
安価 広い屋根が必要 |
激安 曇天にやや強い 効率低い |
向いている人 | 長期運用 発電量重視 屋根が狭い |
初めての導入 | 初期費用を抑えたい人 | とにかく安く導入したい人 |
太陽光発電の維持費用はどれくらい?コストとランニングコスト
メンテナンス費用と売電収入の費用対効果を目安計算
一般的な家庭の条件で購入時の初期費用の回収グラフを作成しました。
結論からいうと、私の計算では製品寿命を迎えるまでにプラスに転じることはありませんでした。
太陽光メーカーでの計算では異なるのかも知れません。
しかし、以下の条件で計算マニアである私がリアルに算出しましたので、購入検討時の参考になるかと思います。
・夫婦共働き
・昼の電気を夜に使用
・作った電気の半分を家庭、残りを売電
高級 モデル |
標準 モデル |
低価格 モデル |
超低価格 モデル |
|
初年度 発電量 |
4950kWh | 4675kWh | 4400kWh | 4125kWh |
年間劣化率 | 0.5% | 0.7% | 1.0% | 2.5% |
製品寿命 | 25年 | 20年 | 15年 | 10年 |
自家消費 電気代 |
27円/kWh | |||
売電 電気代 |
16円/kWh |
ただし、①設置角度②屋根の向き(南向き・東西向き)③影のかかり方③地域(北海道と九州では日照量が大きく違う)ので、あくまで一般値として扱ってください。
これらの条件によって数値は前後しますが、太陽光発電は絶対得するものではないので、頭に留めて頂ければと思います。
昼間にガンガン太陽光発電分を消費する家庭であれば、プラスマイナス0程度にはなるかもしれません。
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