【こんな人におすすめ】
✔ 正しいドライヤーの使い方がわからない
✔ パーマを長持ちさせたいけど方法がわからない。
原因は実はドライヤーの使い方かもしれません。パーマは種類によって、適した乾かし方や温度・風量が大きく異なります。
本記事では、
・パーマが取れやすくなるNGな乾かし方
・種類別(デジタル・コールド・エアウェーブ・ストパ)の正しいドライ方法
をわかりやすく紹介します。
パーマが取れる原因はドライヤーの使い方?
私自身はどんなドライヤーを使っても正直満足しているのですが、私の妻としては、2つの髪の悩みを抱えていました。
1.ひとつは、髪が細くてドライヤーを使うたびに絡まりやすいこと。
2.もうひとつは、せっかくかけたパーマがすぐに取れてしまうことです。
もともと癖毛なのでストレートパーマをかけていますが、数日でうねりが戻ってしまうことも多く、不満を感じていました。
毎日のドライヤーもストレスだったようで、風が強すぎると髪があちこちに広がったり、絡んだりするとのこと。追加の美容室もお金がかかりますし、髪のダメージも気になるようでした。
そこで、「もしかすると原因はドライヤーの使い方にあるのでは?」と考え、いろいろと調べてみました。
その結果、髪が絡まるのは風量が強すぎることや、乾かす過程で静電気(正電荷)が発生していることが関係しているとわかりました。
また、パーマが取れやすい理由も単純で、乾かし方がパーマの種類に合っていなかったのが原因だったようです。
各パーマにベストなドライヤーの使い方
パーマは種類によって「乾かし方の正解」が大きく異なります。
ここでは、4種類のパーマに対して、もっとも効果的なドライヤーの使い方を具体的に解説します。
出典:AIR青山(エアーアオヤマ)美容院
出典:毛髪科学のプロがお届けするヘアケア情報マガジン
デジタルパーマ:中温でねじりながら乾かし冷風でキープ
乾かすほどカールが出るのが特徴。温度と手の使い方が重要です。
· 温度設定: 中温(60〜80℃)
· 風量: 中風量
· 乾かし方の手順:
1. 根元から乾かし始める
2. 毛先は手で軽くねじるように持ち上げ、内巻き方向にくるっと形づくりながら風を当てる
3. 最後は冷風で形をキープ
コールドパーマ:低温+弱風で8割乾かし、自然な形を維持
濡れている時が一番カールが強い。乾かしすぎは禁物です。
- 温度設定: 低温(40〜60℃)
- 風量: 弱風〜中風
- 乾かし方の手順:
1. タオルで優しく水分を取る(できればマイクロファイバー 楽天で価格と口コミをチェック)
2. ドライヤーは髪から20cm以上離し、全体をふんわり乾かす
3. 8割程度乾いたところで止めて、自然乾燥に移行
4. 仕上げに冷風を軽く当てる
エアウェーブ:低〜中温で揉み込むようにやさしく乾かす
軽やかな空気感と柔らかいウェーブを保つには、やさしく扱うのが基本。
- 温度設定: 低〜中温(40〜70℃)
- 風量: 弱〜中風
- 乾かし方の手順:
1. タオルドライ後、髪の中間〜毛先を軽く揉み込むように手で包む
2. 風は直接当てず、手を通して当てるイメージで乾かす
3. カールが出てきたら、それ以上は乾かしすぎない
4. 最後に冷風で形を固定
ストレートパーマ:高温+ブラシで引っ張りながら冷風で形状固定
私の妻がこのタイプのパーマです。まっすぐ仕上げたいなら、引っ張りながら乾かすのが基本です。
- 温度設定: 高温(80〜100℃)
- 風量: 中〜強風
- 乾かし方の手順:
1. 根元からドライヤーを当てる
2. ブラシまたは手ぐしで髪を引っ張りながら風をあてる
3. 毛先までしっかり乾いたら、冷風で3秒ほど当てて形を固定
パーマのドライヤーでよくある失敗と対策
失敗①:熱風を当てすぎてカールがのびる
・一点に温風を集中させてしまう
なぜNG?
パーマは熱に弱い構造です。温風を当てすぎると、カールを構成する結合が緩んで形が崩れます。
対策:
- ドライヤーは15〜20cm離して動かしながら使う
- 形を整えたあとは冷風でキープが鉄則
- 特にデジパやエアウェーブは「乾かしながら形づくる」意識を持つ
失敗②:乾かしすぎ or 乾かし足りない
・濡れた状態で放置しすぎて、ボリュームが出ない
なぜNG?
パーマは「乾き具合でカールの強さが変わる」性質があります。
乾かしすぎると広がりやパサつき、逆に生乾きだとニオイや型崩れの原因に。
対策:
- コールドパーマは8割乾かしたらストップ(残りは自然乾燥)
- ストレートやデジパは完全乾燥+冷風仕上げ
- 水分量を意識すると、パーマの再現性が格段に上がります
失敗③:ドライヤーに温度調整機能がない
・高温一択で全パーマを同じように乾かしている
なぜNG?
パーマの種類によって必要な温度・風量はまったく異なります。
温度調整ができないと、熱ダメージや再現性の低下に直結します。
対策:
- 温度調整できるドライヤー(40〜120℃)を使う
- 冷風モードの有無も要チェック(形を固定するため)
コスパ最強のパーマに適したドライヤー
データ至上主義男の私が調べました2025年現在の各種パーマにあったコスパ最強ドライヤーは、こちらになります。
どちらも人気機種ですが、「温度調整」「風量」「髪へのやさしさ」の3点で見たとき、
パーマの種類 | 私が考える コスパ最強ドライヤー |
理由 | ドライヤーのやり方 (要点) |
デジタルパーマ | エレメア ドライS 楽天で価格をチェック |
温度調整が細かく、中温〜高温で「乾かしながら形を作る」デジパに最適 | ・中温〜高温でねじりながら乾かす ・毛先にカールをつけるイメージで ・最後に冷風で形を定着 |
コールドパーマ | エレメア ドライS | 低温(40℃)設定が可能。弱風でふんわり乾かせる | ・低温&弱風で8割ほど乾かす ・手でカールを包み込むように ・仕上げも冷風でウェーブをキープ |
エアウェーブ | エレメア ドライS | 温度管理が命。40〜60℃でやさしく乾かす必要があり、唯一の対応モデル | ・弱〜中風で揉み込みながら乾かす ・温度はできるだけ低め設定 ・乾かしすぎ注意(パサつく) |
ストレートパーマ | Panasonic イオニティ 楽天で価格をチェック |
高風量・冷風ありで、まっすぐブローがしやすい | ・高温&高風量で根元から伸ばす ・ブラシでテンションをかけながら乾かす ・最後に冷風でキープ |
選び方のポイント
✔ 温度調整を重視するなら:エレメアドライS
パーマの種類ごとに温度を変えたい人に最適。
中温〜高温+冷風と段階的に使えるので、乾かしながら形を作りたいデジパやエアウェーブと相性◎
✔ 軽さ・価格・速乾を重視するなら:Panasonic イオニティ
毎日使うことを考えると、手軽で軽量。ストレートパーマの「引っ張って乾かす」スタイルとも相性が良い。
価格も抑えめでコスパ重視の人におすすめ。
実際のユーザーの声(口コミ要約)
- エレメア ドライS
- Panasonic イオニティ
ドライSとイオニティの詳しい比較表
項目 | エレメア ドライS |
Panasonic イオニティ |
温度調整 | 5段階(40〜120℃) | 3段階(TURBO / SET / COOL) |
風量 | 中〜強風 (やや静音) |
約1.6㎥/分(強風) |
重量 | 約555g | 約485g |
冷風機能 | あり | あり |
マイナスイオン 乾燥後の髪の艶 |
非搭載 (※ただし温度調整でケア) |
搭載あり |
特徴 | プロ仕様。 温度調整が細かく髪にやさしい。 デジパ・エアウェーブ向き |
軽量・速乾・コスパ。 ストパや日常使いに最適 |
口コミ評価 | ★★★★★(合計170件) 楽天で価格をチェック |
★★★★★(合計222件) 楽天で価格をチェック |
パーマを長持ちさせるなら、乾かし方とドライヤーを見直そう
パーマの種類ごとに適した温度や風量、乾かす順序があり、それに合ったドライヤーを選べば、仕上がりの質と持ちの良さは大きく変わります。
特に、以下のような選び方がポイントです
✔ 軽くて手軽に使いたい → Panasonic イオニティ
どちらも1万円以下で手に入るコスパの高いドライヤーです。コスパもよく、ドライヤーを正しく使えば省エネにもなります。
「なんとなく」使っていたドライヤーを見直して、パーマを長く楽しめるスタイリング習慣を、今日から始めてみましょう。
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